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開催講座の詳細

カウンセラー養成講座 ≪パートIII「聴き・反応する実践」≫

「カウンセラー養成講座パートⅠ」では「交流分析」を学んでいただきました。交流分析の根幹は「過去と他者は変えられない。変えられるのは、自分の今からだけである。今が変われば、過去がどうであったかは問題ではない」というものでした。ところが現実的には、私たちは過去の出来事の影響を現在の生活に大きく響かせ、そのために苦しんだり悩んだりしながら日々を過ごしていることが多いのではないでしょうか。

次に「同講座パートⅡ」では「人の心はなぜ病むのか・病むとはどういう実態を言うのか」について学んでいただきました。人の心が病むか病まないかは、人間のそれまでの生活歴史、つまり各精神発達段階における課題が充分果されたかどうかに非常に関連がある。それも人生早期の課題であればあるほど混乱はひどく異常性が大きくなる、ということでした。このことは、その人の思春期までの精神的育ちが如何に大切であるかを示しているということです。 次に学んだことは、誰も日常生活の中で事態に圧倒されれば病むことはある、ということでした。心を病んでいる人は決して特殊な人ではない、ということでした。その人の精神的キャパシティーと現実の課題のバランスが崩れると、人の心は病むということです。そうであれば、人の心が病まないためには、人生周期の課題の中で、常に成熟を目指す努力が必要であるということを、最後のレジュメ「成熟へのプロセス」で自己チェックしていただきました。 結局のところ、心が病むかどうかは、その人がどう育てられ、その人がその育てられ方をどう捉えて生きていくのか、にかかっていると言えるのではないでしょうか。

ところが、人は自己主張することによって自我が育ち、その人の可能性が引き出され、精神的に成熟していきますが、その自己主張を誰も受け取ってくれないとしたら、その人の心はだんだん元気を失っていき、病む方向へと退行していきます。特に子どもの言葉を親が受け取らない場合は深刻です。 身近に自己主張を受け取ってくれる人が居ないというだけで心が病んでいく不幸は、何としてもストップしなければならないとの思いから、「カウンセラー養成講座」をスタートさせ、今回「パートⅢ」を迎えました。

「パートⅢ」では、受講生がそれぞれカウンセラー役とクライアント役になっていただき、「伝える実践」「聴く実践」を通して、「伝える力」「聴く力」を鍛錬していただきたいと期待しております。ご自身の精神的成熟のために、また隣人の心の平安を守る役割を担っていただくために、どうぞご参加ください。

第1回目 8月31日(火)
8月28日(土)
「カウンセリングの意味と目的」
カウンセリングの目標は「治癒」や「成長」であり、未来の可能性に注目していく課程です。
「深く苦しめば苦しむほど、人間の真実が見えてきて、本当の優しさがわかってくる」
第2回目 9月7日(火)
9月4日(土)
「カウンセラーの役割とカウンセリングの限界」
濃密な人間関係を通しての相互作用は、人間の心理的健康を保つためには、空気のように生涯にわたって必要です。
第3回目 9月14日(火)
9月11日(土)
「カウンセラーの能動性と受動性」
クライアントがカウンセラーに話す気になるには、カウンセラーの側に、まず母親に似た準備性-能動性が求められます。
第4回目 9月28日 (火)
9月25日(土)
「見立て」
自己理解を超えた他者(クライアント)理解はあり得ません。クライアントが気づいていない点にカウンセラーはしばしば気づいています。それがクライアントを支えるのです。
第5回目 10月5日(火)
10月2日(土)
「想像と観察の区別」
人間を観察すると、人間は統合された存在であると言えます。想像することと行動に移すこととは別のことです。
第6回目 10月12日(火)
10月9日(土)
「感情的共感」
感情機能の回復が主体性の回復につながります。
第7回目 10月19日(火)
10月16日(土)
「感覚的共感」
意識のプロセスで最も重要なポイントは、感覚レベルから感情レベルへの移行の段階です。
第8回目 11月2日(火)
10月30日(土)
「ゲシュタルトの祈り」
私は私、あなたはあなた。私がこの世に生きているのは、あなたの期待に応えるためではない。また、あなたがこの世に生きているのは、私の期待に応えるためではない。私は私です。あなたはあなたです。

◆時 間
(火) 共通毎回 18:30~21:00 (2時間30分)
(土) 共通毎回 16:00~18:30 (2時間30分)

◆会 場
勁草学舎 3階セミナールーム301号室

◆参加費
全9回で25,200円(1回あたり3,150円)

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