日本では昔から、学習の基本は「読み・書き・そろばん」だと考えられてきました。そろばんを算数・数学の「計算」だと置き換えてみると、この言葉は現代においても通用することがわかります。ではそれらを含めた本当の「基礎学力」とは何でしょうか。苅草学院では「それを身につけることで、さらにその上に応用・発展の学力を築くことのできる学力」であると考えています。言い換えれば、学力の土台ともいうべき部分です。
その土台を頑丈なものにするために、苅草学院ではさまざまな取り組みを行っています。
国語一日一字(小3〜中3)
「一日一字」の学習が大切なわけ
学院の漢字指導が「一日一字」と呼ばれるのは、何よりも言葉の学習がコツコツと粘り強く、日々継続していくことを大切にしているからです。まず、どの学年でも「教科書漢字テスト」を読み先習(先に習う)で行います。字の意味も確実に学びます。それがクリアされれば次は「書き」です。音訓や漢字のでき方(六書)などをトータルに習得します。さらに学年の後半は個々の習得段階に合わせて昇級式「一日一字」各級にチャレンジして、「漢字検定」取得につなげていきます。
算数・数学基礎計算(小3〜中3)
100マス計算で集中力アップ!
毎回の基礎計算で計算力アップ!
小学生においては、授業の冒頭で100マス計算をすることにより授業への集中度を高めます。また、毎回の計算テストで既に学習した内容の復習を行い、基礎計算力の向上を図ります。計算力の向上は算数のレベルアップに不可欠な要素の一つです。また、中学生については、前回の授業の内容の小テスト・既に学習した内容の小テストを行うことで数学の基本の定着を図り、各種テストに備えていきます。
英語毎日英単語(中1〜中3)
「継続は力なり」〜
毎回の授業で語彙力アップ
中1・中2では、学校の教科書に登場する単語を毎日コツコツ練習してもらいます。中3では、高校入試によく出る単語を年度初めから練習して入試の準備をします。各学年とも授業の度に毎回書きのテストを実施します。
理科理解度チェック(小5〜小6/中2〜中3)
一つひとつの授業の積み重ねで成績アップ
理科の学習では、理解をすること・覚えることなどいろいろな要素が混ざってきます。限られた時間の中でそれらの多くのことをしっかりと覚えるためには、一つひとつの授業で出てきた「重要語句」「公式」「法則」をしっかりと押さえ、反復することが大切です。そのために、授業で扱った内容を宿題やチェックテストで何度も確認していきます。