字をきれいに書くことの大切さ

テストにおける「字の丁寧さ」と採点基準についてのお願い

保護者の皆様、ならびに生徒の皆さんへ

日頃より、当校(塾)の教育活動に多大なるご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。本日は、テストにおける「字の丁寧さ」と、それに伴う採点基準について、私たち教師の思いをお伝えさせてください。

テストなどで「字を丁寧に書く」ということは、単に形を美しく書くということだけではありません。それは「読み手の立場に立って答える」ということであり、自分以外の他者を意識する「客観的な視点」を育むという、教育上非常に大切な意味を持っています。

そのため、採点をする際には、乱雑に書かれた字や判別が難しい字に対しては、心を鬼にして「不正解(バツ)」とすることがあります。

テスト返却後、「答えそのものは合っているのではないか」というお申し出をいただくこともございます。一生懸命取り組んだからこそ、点数にしてあげたいというご家庭のお気持ちは痛いほどよく分かります。しかし、どうかそこには、私たち教師が持つ「生徒を育てる」という明確な教育的視点があることをご理解いただきたいのです。

厳しいようですが、事実として、各受験段階や学校での定期試験においては、他人が読んで即座に判別できない字は、容赦なく不正解にされてしまいます。その結果、入試や成績において悔しい思いをし、痛い目を見るのは生徒本人です。だからこそ、手遅れになる前に、今の段階から正しい習慣を身につけさせてあげたいと強く願っております。

私たち教師の仕事は、ただ知識を与え、目先の点数を取らせることではありません。生徒たちが将来、一般社会に出て自立し、周囲への配慮を持って力強く生きていけるようにすることを最大の目標としています。

この「バツ」は、生徒の未来を守るための大切なメッセージです。今のうちに気づき、正していくことができれば、必ず大きな成長へと繋がります。

どうか、この指導の真意をご理解いただき、ご家庭におかれましても、温かく、時に厳しくお子様の背中を押していただきますよう、心よりお願い申し上げます。

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