勁草学舎の入り口には、生徒の皆さんに日々のニュースに触れて欲しいという思いから新聞の購読をしており、皆が手に取りやすい場所に設置しています。
また、小学生にも興味を持ってもらいたいので、読売こども新聞も購読しています。
小学生向けといえど、大人が見ても興味をひく内容、そしてレイアウトです。
思いのほか手に取って読む生徒が多かったので、現在こども新聞に加えて下の2つも定期購読しています。
・月刊ジュニアエラ
・月刊Newsがわかる
どちらも、読み物として面白い内容のものが多く、これまた大人が見てもじっくり読み込んでしまいます。
そして新刊が届くと子どもたちはすぐに気がつき、催促をしてきます。
そしてこども新聞の記事については、面白そうな内容のものは館内に一定期間掲示するようにしています。
テープで見栄えはあまり良くありませんが…。
生き物についての記事は興味をもつ生徒が多く、廊下でじっくり読み込んでいる姿をみかけます。
そして今日の記事を書いている私もかつて切手コレクターだったので、この記事は立ち止まってじっくり読んでしまいます。
新聞や雑誌、テレビやyou tubeと、身の回りには情報があふれています。
映像や音声は確かに情報を入れやすいですが、活字に触れてその情報をじっくり咀嚼して欲しいという思いがあります。
調べるのはネットでも良いのです。
でも、そこに書かれている情報をじっくり読み込み、考えて欲しいのです。
今、活字離れどころか動画ですらも長く見れないという状況があるといいます。
本人の資質の問題ではなく、単純にそれまでの経験によるものなのだと思うのです。
だからこそ、活字に触れて考える習慣を今から身につけていき、情報に触れる選択肢を増やしていって欲しいと願っています。
身の回りのことについて考える行為は楽しいことだと感じてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。