教師の雑感:最近ハマったドラマ

最近ハマったドラマが「下剋上球児」である。

私の感覚と近い記事があったので、興味のある方は下記をご覧ください。

最終回でまさかのサプライズ…!? 最高の名ゼリフとは? ドラマ『下剋上球児』最終回考察&感想レビュー

特に印象的だった場面が2つある。
一つは、不祥事を起こして教員をやめた南雲が再度監督として関わりたいという思いで校長先生と掛け合うところ。
元監督が「失敗した人間の背中、いつまでも蹴り続けて楽しいか!?あんたらは、いっぺんも失敗したことないって言うんか。
私なんかもうずっと失敗。失敗して、失敗して、失敗重ねて今があるんとちゃいますか。
南雲脩司は自分の背中、子どもらに見せようとしてます。みっともない、情けない背中です。それ蹴飛ばして、何が教育者や!」
というところでは、はからずも号泣してしまった…
「南雲は確かに失敗した。しかし、その1回の失敗だけで、指導の道を永遠に断たれるような不寛容な世の中に敢然と「NO」を突きつけたメッセージ性が込められているのだ。」
正にその通りだと思う。
ちょうど昨日、大手自動車メーカーであるダイハツの不祥事が発表された。
決して寛容に対処すべき問題だとは思わないが、これは一会社の問題を超えて日本人全体が意識して克服しなければいけない問題が含まれているような気がしてならない。
社会全体、一人ひとりが考えなければいけないと思うのだ。

もう一つの場面は、最終回で監督の南雲が全校生徒の前で「負けてもそこで終わりではない。次を目指している限り、人は終わらない」と語るところである。
子どもたちには絶対に意識して欲しいことだが、大人にも言えると思っている。
そもそも、目標を持ちひたすらに打ち込んでいく姿を見せる子どもたちが少なくなっているのだ。
子どもたちの教育に携わって20年以上になるが、この流れがどんどん加速しているように思えてならない。
少子高齢化の流れを止めることは難しいとしても、子どもたちの覇気が感じられないことの方が危機感を感じる。
微力ながらも、そこに何らかの楔を打ちたいと思いつつ、今日も教壇に立っている。

普段、決してドラマを見ない私が、たまたま初回を見てハマった。
教育者あるいは親の端くれとして、子どもたちに訴えたいことがかなり含まれているドラマだと感じた。
既に放送は終わってしまったが、是非多くの人に見てもらいと思う。そして子どもたちと語り合って欲しい。

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