勁草学舎では、今年度から月に１回を目安に授業の中に「ホームルーム」を設定しています。
（※2024/3/14「HOMEROOM始動！」）
私たち教師も試行錯誤しながら興味を持ってもらえそうなテーマを取り上げるよう奮闘しています。
ちなみに、前回の小学生（高学年）では
「”デザイン”で暮らしを良くする」
をテーマに、資料とモニターを用いて15分ほどやり取りをしました。
身の回りの様々なもののデザインの変化を実際に資料で見てもらい、デザインとは何なのかということを考えるきっかけを共有できたのではと期待しています。
私自身、建築デザインや工業デザイン（インダストリアルデザイン）が好きなので、今回のことをきっかけに改めて色々と資料をかき集めたりして準備がとても楽しかったです。
自分自身のことを振り返っても、小中学生のころはいわゆる勉強は必要に迫られてやってはいたものの、
そもそもそういった学びの先にどのようなものが広がっているのかということを考える機会はあまりありませんでした。
自分で調べたりすることもそれほどなかったなというのが実感としてあります。
漠然としたものではなく具体的に向き合って考えたのは大学進学が目の前に迫ってようやく、といった感じでした。
一方今は情報はインターネットでもyou yubeなどでもすぐにアクセスできます。
しかし触れることはできても、踏み込んで考えたりするのは１人ではなかなか難しいと思います。
自分自身の世界を広げていき、やがて来る学びとリンクする瞬間に向けて１つ１つ種まき・耕しができたら良いなと願っています。
どんなテーマを扱うかは、それぞれの教師のアンテナが違うので様々です。
それもまた楽しみにしていただけたらと思います。